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【学部】

・農学概論(1年前期・下野)

・作物栽培学概論(1年後期・下野)

・食用作物学I (2年後期・下野)

・食用作物学II(3年前期・松波)

・植物生命科学実験III (3年前期・松波)

・植物生命科学演習I (3年後期・下野/松波)

・植物生命科学演習II(4年前期・下野/松波)

・卒業研究


【大学院】
・作物生産生理学特論(下野)
・作物栽培学特論(松波)
​・グローバル環境科学特論(下野)
 

作物学研究室担当科目

 

・情報基礎(1年・下野)

・基礎生物学実験(1年・下野)

・生命のしくみ(1年・松波)

 

​出前講義のご案内

 

中高生に分かりやすい内容で出前講義を行います。下記に講義内容の一覧を載せてあります。このほか、バケツでイネを育ててみたい!など、作物と身近に触れあう簡単な実習についてもご相談ください。

*ご依頼は岩手大学農学部(←クリック)まで!!

 

これまでの訪問  (2020~) 
 岩手県立花巻北高等学校 
  青森県立弘前中央高等学校
  宮城泉館山高等学校
​  盛岡中央高等学校
     岩手県立福岡高校
  北海道函館中部高校
​  福島県立橘高校

 

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「SDGsと農学~持続可能な社会へ向けて~」

 SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGsは社会を大量生産・大量消費のベクトルから方向転換し、人類の持続可能な社会を構築するための道標になることが強く期待されます。SDGsの17の目標と169のターゲットに、農学がどうかかわるのか? 私たちの生活にどうかかわるのか? その目標にどのように貢献できるのか、農学の視点から一緒に考えましょう。

 

「私たちが生きているエネルギーの根源は? 無から何も生じない」

 車を走らせるには「ガソリン」が必要.スマホなど家電には「電気」が必要。私たちには「食料」が必要なのはよく知っていると思います。でもそもそも肉や魚、野菜などの「食料」が持つエネルギーの根源は何なのでしょうか? ダイエットをしている皆さんが気にする食品のカロリーって何? わかりやすく私たちが生きている不思議を支えるエネルギーの流れを解説します。

 

「温室効果ガス=悪者?」

 地球温暖化にともなう気候変動が世界各地で報告される中、「温室効果ガス」は悪者のイメージがあるかもしれません。しかし、もし温室効果ガスがなければ地球は極寒の星となり生命が生存できません。またCO2を糧として成長する植物にとって、地球温暖化は果たしてどのように影響するでしょうか?なぜ地球温暖化が起こっているのか、将来どの程度進行し環境が変化するのか、それに対する緩和策を含め、持続可能な人類の発展における農学の果たす役割を解説します。

 

「世界とつながる農学研究~国際共同研究って何?~」

 大学で行われる研究は世界レベルで行っており、特に農学分野では地域独自の気象に影響を受ける事象,共通する問題など多面的な視点から解決する必要があります。これまでアメリカ農務省で1年、オーストラリア国立大学で4カ月の在外研究、バングラデシュ、コートジボアール、エチオピア、オーストラリア、フィリピンなどとの共同研究を通じて多くの国を訪問しました。それら経験を踏まえて、国際共同研究の楽しさ、また難しさなどを自身の経験の中から解説します。

「世界の稲作」

 日本人の食生活に欠かせないお米。お米(イネ)は世界中の人たちにとっても主要な穀物の一つであり、食味はもちろんのこと、育てる環境も多様です。日本人に馴染み深い白くてもちもちしたお米もあれば、パラパラとした食感で細長い形のお米もあります。日本ではイネは田んぼで育てるのが一般的ですが、世界では畑で育てたり、数メートルにもなる深い水の中で育てることもあります。この講義では、世界の主要な穀物の一つであるイネを話題に、世界の稲作の多様性や、気候変動・人口増加による稲作への影響について理解を深めていただければと思います。

「ダイジェスト版 食用作物学」

 人類の主要なエネルギー源である作物「イネ」「ムギ」「トウモロコシ」「イモ」、これら作物と人類の長い歴史から、現在の栽培状況、加工・利用について、大学で実際に行っている講義をギュッと濃縮してご紹介します。*講義時間により、特定の作物の紹介か、複数の作物の紹介かをお選びいただきます。

 

「岩手県の農業」

 広い県土と変化に富んだ気象、立地条件を活かし、岩手では稲作、園芸、畜産が組み合わされた多様な農業が展開されています。また、ノーベル平和賞を受賞されたNorman Ernest Borlaug博士の功績である緑の革命に、岩手県が大きく関わっていることをご存知でしょうか?この講義をきっかけに岩手の農業についての理解と関心を高めていただければと思います。

「農学は世界と人類の架け橋」

 農学って何だろう?農業に就きたい人だけが学ぶ学問??いえいえ、農学は人類の生活になくてはならない衣食住、医療、政治、教育などあらゆる分野に通ずる学問です。食料ひとつ取ってみても生産や流通、その消費には、様々な産業、政治、その民族の食に対する嗜好、環境・風土などが密接に関係しています。あなたの消費は世界の誰かに、そして未来に繋がっています。農学はすべてのSustainable Development Goals(SDGs:持続可能な開発目標)に繋がるということを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

 

 

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