＜現在の仕事について教えてください＞

私の出身地は青森県です。青森を含めた東北６県は農林水産業を主力の産業としていることから、農業に関する仕事で地元へ貢献したいと思い、全国農業協同組合連合会（全農）に入会しました。

全農の仕事は、農協（ＪＡ）が生産者から集めた米や果物、野菜などの農作物を、卸売業者やスーパーなどの小売業者へ販売する『販売事業』と、生産者が農作物を生産するために必要な肥料や農薬、農業機械などをＪＡへ供給する『購買事業』が主な仕事です。

これらの仕事は、生産者が作った農作物を販売したり、農業に必要な資材を供給したりしていることから、青森県の農業、強いては日本の農業に無くてはならない仕事であると考えています。

 

＜大学時代の思い出は？＞

・研究室総出での農作業が楽しかったこと。

・一日の農作業終了後のビールがおいしかったこと。

・自分たちで栽培した新米がとてもおいしかったこと。

・日本農業の将来について仲間たちと語り合ったこと。

・卒業論文を完成させたときの達成感。

 

＜後輩に向けて一言お願いします＞

農業は、生産者が農畜産物を生産して収入を得ることを目的としています。

『農学部』特に『植物生命科学科』では、『なぜ米や野菜が生産されるのか？』『どうすれば良い品質の農畜産物がたくさん採れるか？』など農業が抱える課題を、遺伝子レベルから田畑などのフィールドレベルで学び、研究することができます。

これらの知見は、農業関連の仕事に就いた際に基礎となる部分です。

ぜひ、この学科で学び、将来は日本農業の発展のために共に働きませんか？